ロボアドバイザーのデメリットは手数料が高い

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ロボアドバイザーのデメリットを挙げると「手数料が高い」ということあります。具体的な手数料は、預けている資産に対して1.0%前後となります。

手数料について他の商品などと比べながら、考えていきます。

 

資産運用は手数料・コストが重要

投資する商品については、投資信託やETF(上場投資信託)だけではなく、株式投資、FX、金投資などありとあらゆる商品があります。

投資商品や証券会社などを選ぶときのポイントの1つとしては「手数料が安いこと」です。

投資をした後の運用結果については、未来のことなので誰も当てることはできません。信頼できる投資先や商品を選ぶことが大事となりますが、何があるかわからないので、投資するあなたがすべてをコントロールすることはできないです。

しかし、投資にかかる手数料は、どうでしょうか。

投資する前にあらかじめ分かっていることで、あなたが選ぶ際にコントロールができる部分です。手数料が安いものを選ぶことで、数パーセントも投資結果が異なることがあります。

投資信託には、『販売手数料3%+信託報酬3%/年』というものもあります。100万円を投資すると最初に3万円を引かれ、投資金額が97万円となります。さらに1年間預けていると約2.9万円の信託報酬が引かれますので約94万円となってしまいます。

94万円を100万円するには、6.3%の運用収益を生む必要があります。6.3%の運用プラスとなってやっと投資した時と同じになります。

一方で『販売手数料無料+信託報酬1%/年』という投資信託もあります。100万円はそのまま投資をされ、1年間の運用で1万円が引かれますので99万円となります。

99万円で6.3%の運用プラスの場合はどうでしょうか。計算すると約105万円となり、5万円のプラスとなります。

(分かりやすくするために、実際のものと異なる表現をしているところが一部あります。)

 

ロボアドバイザーの手数料は?

ロボアドバイザーについては、手数料が年間で約1%前後となります。

手数料比較
ロボアドバイザーの手数料比較

ロボットアドバイザーを利用するには、どのくらいの手数料がかかるのか気になるところだと思います。 結論としては、年間で投資額の1.0%前後の手数料となり、100万円投資していると年間1万円前後の手数料が ...

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ウェルスナビで投資をした場合には、手数料が年間1.08%となり、投資先商品の売買手数料や為替手数料は無料です。
その他にかかるものとしては、ETFの信託報酬と運用管理料などの0.1%~0.14%程度です。

個人投資家が、自身で証券会社において米国のETFを購入するときには、購入時の手数料が税込0.486%、解約の手数料が税込0.486%(SBI証券の場合)、為替スプレッドがかかりますので、これだけで約1%かかります。
その他にかかるものとしては、同じETFの信託報酬と運用管理料などの0.1%~0.14%程度です(投資する商品によってはもう少し高いこともあり)。

ここだけ見ると、手数料が同じで、モデルポートフォリオの作成、商品選定、売買自動注文、リバランスなどのサービスがウェルスナビにはついていますので、むしろ非常にお得な印象があります。

 

しかし、非常にお得なのは1年目だけの話で、2年目以降のことを考慮すると手数料が高くなってしまいます。

例えば100万円投資した場合

  • ウェルスナビの手数料:1年目10,800円、2年目10,800円、3年目10,800円・・・
  • 自己投資の手数料:1年目10,800円、2年目0円、3年目0円・・・

※ウェルスナビも自己投資も分かりやすくするため手数料1%です。ETFの信託報酬は加味していません。

ウェルスナビは毎年手数料がかかりますが、自己投資の場合は売買するときだけに手数料がかかります。

2年目以降はロボアドは手数料が高く、デメリットといわざる負えません。

 

ロボアドに類似している商品との比較

商品名 商品種別 年間手数料
ウェルスナビ ロボアド 1.08%+信託報酬
セゾン・バンガード・グローバルバランスF バランスファンド 0.68%
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) バランスファンド 0.2268%
野村ファンドラップ ラップ口座 0.4104%+1.296%+信託報酬
ウェルスフロント ロボアド(米国) 0.25%

 

バランスファンド

ロボアドは分散投資でインデックス(市場平均)に投資するものですので、それに近いものとしてバランスファンドがあります。

バランスファンドは投資信託となります。バランスファンドといっても、投資する内容は様々ですが、基本的にはロボアドと同じインデックスに分散投資となっています。

ロボアドとの違いとしては、投資信託ごとにあらかじめ分散割合などが決まっているか、ファンドマネージャーの裁量で投資されます。
ロボアドは、アンケートによって、その投資家に最良の分散割合などが決まります。

日本での投資信託は非常に競争が激しく、特にインデックスファンドの手数料は安いです。

その代表的なものの1つとしては、eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)で、8つの資産に0.25%ずつ投資をしています。人気のあるバランスファンドです。

人気があるといえば、セゾン・バンガード・グローバルバランスFですが、最近、新規設定されるバランスファンドよりは手数料が高めです。

 

ラップ口座

ラップ口座は大手の証券会社がはじめた商品で、非常に手数料が高いにもかかわらず、お金を集めている商品です。

日本の金融の場合には、強引な営業でお金を集めることが多く、高齢者を主たるターゲットとなっています。

昔は高い手数料の投資信託を購入させることで、手数料稼ぎをしていましたが、最近は規制が厳しくなりました。

それに合わせて、ラップ口座の営業が強くなりました。

商品の内容は、お金を預かり、そのお金を証券会社が運用するということでロボアドと一緒です。どんな投資商品で運用するのかはやったことがないのでわからないですが、高い信託報酬の投資商品に投資しているのではないかと予想しています。

 

投資がよく分からないけれども、投資の必要性を感じているならば、大手証券会社ではなくロボアドに預けるのが断然いいです。しつこい営業もなくなりますし、食いものにされません。

 

ロボアド(米国)

投資はアメリカが先進国なのですが、ロボアドについても同じです。2010年ごろからサービスが開始されました。

アメリカのロボアドの中で、「ウェルスフロント」が代表的です。手数料が0.25%と、日本のバランスファンド並みの手数料で、正直うらやましいです。

 

ウェルスナビとウェルスフロントの手数料の差としては、預かり残高と投資環境によるものと思われます。

ウェルスナビは資産1100億円を突破(2018/11/7時点)、ウェルスフロントは5,000億円(2016年)程度といわれています。残高が増えれば手数料収入は増えていくので、ウェルスナビも預かり残高が増えれば手数料も下がるのではないかとみています。

もう1つが投資環境によるもので、ウェルスナビは米国市場のETFに投資をしています。円からドルへの為替などが余計にかかります。

また、ETFを購入するときに手数料や接続料なども取られると思いますが、やはり外国の会社からの少額の注文は、本国の多額の注文に比べて、条件の悪い手数料となっているのではないかと思っています。

 

ウェルスナビをはじめ日本産のロボアドが今後、手数料を下げる条件としては

  • 預かり残高が増える
  • 日本市場のETFが活況となり、日本市場のETFに投資する

これがポイントではないかと思います。

 

投資は結果がすべて

これまで手数料が安いものよいといっておきながら、別の視点となるのですが、投資は結果がすべてです。

投資商品の中には、手数料がバカ高くても、その手数料以上に投資結果がよい商品もいくつか存在します。

ロボットのアルゴリズムに沿って投資先を選定し自動で運用していますので、人間が運用のバランスファンドよりも、成績が良くなるのではないかと考えました。

 

そういった考えもあり、手数料が高いウェルスナビを実際に投資しています。

バランスファンドと成績を比較していますが、手数料などすべて加味して比較した結果、いまのところロボアドのほうが2%ほど好成績です。

下のページで定期的に投資成績をアップしています。

運用実績
ウェルスナビ運用実績スタート
ウェルスナビの実績、実際にやってみた結果は?

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さいごに

投資をしていない人は、必要性を感じながらも「投資」という高い壁を登れずにいます。

頑張って投資をはじめた人でも、あやまった投資の仕方で資産を減らし、「二度と投資なんかやらない」となってしまいます。

 

ロボアドに投資をしてみて、これほど簡単で、間違いのない投資を自動でしてくれるサービスは広めたいと思いました。

 

日本では、これから年金もあてにできない時代に突入です。

前から言われていますが、お金にも働いてもらって、自分で老後を設計しなければいけません。

現状はロボアドの手数料がデメリットとなっていますが、最初の1年だけでもやってみて、投資の壁をなくし正しい投資をすることで、投資を学ぶという使い方もできます。

 

そうこうしているうちに、ロボアドの預かり残高は増え、手数料が下がり、だれでも投資できる環境が整ってくれればいいなと思います。

 

 

<追 記>

2018年1月からウェルスナビにおいて、「長期割」という半年ごとに手数料の割引がはじまりました。

事業者が手数料のデメリットに取り組んでくれていることが見えますので、投資家にとって非常にありがたいことだと思います。デメリットだとわかっていても、なかなか実行に移すことが難しいところ、実行してくれたのはよかったです。

ロボアド業界でナンバー1のウェルスナビがやることで、ほかの業者も検討するようになるでしょうから、これから期待したいですね。

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